顕微鏡を覗く女性

開発者から
/応援メッセージ
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開発者(小林先生)について

小林久隆先生

小林 久隆 先生
(光免疫療法 開発者)

≪プロフィール≫

NIH/NCI(米国立衛生研究所・国立がん研究所)分子イメージングプログラム主任研究員
関西医科大学 特別教授
光免疫医学研究所 所長

1961年、兵庫県西宮生まれ。現在、NIH/NCI(米国立衛生研究所・国立がん研究所)分子イメージングプログラム主任研究員として勤務。87年京都大学医学部を卒業し、95年に京都大学大学院内科系核医学を専攻し修了、医学博士号取得。同年に渡米、NIH臨床研究センターフェローに。98年に帰国し、京都大学医学部助手を経て、2001年に再渡米、NIHのNCIにシニアフェローとして勤務、05年から現職に。11年、光免疫療法の論文が米医学誌『Nature Medicine』に掲載される。光免疫療法の研究・開発により14年にNIH長官賞、17年にNCI長官個人表彰を受ける。他に5回のNIH Tech Transfer Awardを受賞。

応援メッセージ

本プロジェクトの実施にあたって、全国でがんの治療に携わっておられる先生から
応援のメッセージをいただいておりますので、ここにご紹介させていただきます。

岡田直美先生

岡田直美 医学博士 経営学修士
Naomi Okada MD PhD MBA
ナオミクリニック院長 (がんのセカンドオピニオン専門クリニック)
メディカルデザイナーズ株式会社代表取締役

≪応援文≫

光免疫療法、開発者の小林久隆先生との出会いは2013年4月22日楽天社長室。私は三木谷さんからお父様の医師団の一人で集学的治療を担当していました。三木谷さんから聞いた「アメリカで開発中のすごいがん治療」ってどんなものなのかと思いながら始まった小林先生のプレゼン。それが進むにつれ私の中に衝撃が走りました。「こんなにも美しい治療があるのだ」と。そしてそれは長年私が求めてきた治療でもありました。がん細胞にしかくっつかないナノダイナマイト(小さなダイナマイト)を点滴して、腫瘍にリモコンと同じ弱さの光だけでがん細胞だけが壊れてくれる。さまざまながんの治療法を実施してきましたがそのすべてを凌駕する治療法に一瞬のうちに魅了されてしまいました。
もう治療法がないとホスピスにいた患者さんも完全緩解しました。「こんなに効くの?」と驚いている私に、顔の表面まで出ていた腫瘍が引っ込んで「髭(ひげ)まで生えてきたよ」と写真を見せる小林先生。結構おちゃめです。
光免疫療法はどんな癌種、どんなステージでも治しうる患者さんに「希望の光」を与える治療法です。研究が進み普及して世界中の多くの患者さんが救われるように応援しています。